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Q&A
よくある質問

こどもの病気 Q&A
かぜの時、よく処方されるのが抗ヒスタミン剤です。
鼻水を止める効果がありますが、だらだらに流れ落ちる赤ちゃんの鼻に使っても、効果を実感できない時もあります。
そのようなときは、点鼻や鼻洗浄で対応します。
また抗ヒスタミン剤には開発された時期によって世代があり、第1世代の抗ヒスタミン剤は、脳に移行し、熱性痙攣を誘発することがあると言われていますので熱性痙攣のある子は注意して、使わないようにしてください。
第二世代以降は、脳への移行は比較的少ないと言われています。
抗ヒスタミン剤が効きやすいのは、やはりアレルギー性鼻炎のある子の鼻汁です。漢方薬、鼻洗浄、点鼻などをその子に合わせてうまく使いながら対応していきましょう。
ばい菌には主に2種類あります。『ウィルス』と『細菌』です。こどものかぜの9割は、『ウィルス』によるかぜです。『細菌』によるかぜは一割です。抗生剤は、『細菌』にしか効きません。
『抗生剤を飲む』ということは、身体の中のすべての菌-腸内の善玉菌を含めたすべての菌-を一旦殺すということです。ウィルス感染で、身体が弱っているときに、念のためといって抗生剤を飲んでしまうと、弱っている身体に追い討ちをかけることになります。
当院では、微量の採血ででき、こどもがほとんど痛みを感じない血液検査を行い、いま、細菌が悪さをしているかどうかを積極的に調べます。その上で、抗生剤を必要とする場合は時期と時間を見極めて処方します。
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