2023年9月15日
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ワクチン

vaccination
ワクチン

小児科医にとってワクチン接種は切っても切り離せない大事な仕事の一つです。小児科医になってから10年以上経過しますが、ワクチンの普及によって、昔は命に関わる重症な病気であったものが、現在ではほとんど見かけないほど激減したことを実感できるものもいくつか存在します。ワクチンを受けることによって病気が重症化せず、こどもたちの命が守られるようになったことは、とても良いことだと思います。その一方で、副反応も少ないですが、ある一定の割合で起こります。リスクとの天秤にかけた上でも、こどもが打つべきワクチンの選択は、必ずこどもの命を守るという観点から、行うべきだと思っています。
当院のワクチンは、インフルエンザワクチン以外は全て水銀フリーです。打たれるかどうか悩んでいる場合は、遠慮なくご相談ください。

mercury free
水銀フリー
水銀フリー

水銀を含まないワクチン
2000年から、WHO(世界保健機構)は水銀を含まないワクチンを推奨しています。現在、日本政府は水銀を含むワクチンと含まないワクチンを認可しています。以前、水銀含有ワクチンと自閉症の関係が取りざたされたことがありましたが、その後の研究で関連性は否定されています。また、マグロなどの食事に含まれる水銀量の方が、ワクチンに含まれる水銀量より多いため、過度な心配は不要だとは思いますが、小さい子どもにうつワクチンですので万全を期すため、当院ではインフルエンザワクチンを除き、水銀を含まないものを使用しています。
インフルエンザワクチンについては水銀フリーワクチンは生産が不安定になり全ての患者様に提供できなくなっているため、現在は水銀を含むものを使用せざるを得ない状態です。

influenza
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンのよくある質問
誰でも予約できますか?
はい、どなたでも予約できます。
当院を受診されたことのない方、小児だけでなく大人の方も、ご予約可能です。
なお、京都市在住の65歳以上の高齢者は一部公費が適用されます。
詳しくは京都市ホームページ「高齢者インフルエンザ予防接種のお知らせ」をご覧ください。
いつから接種できますか?
インフルエンザの流行期は例年12月~翌年3月頃です。
インフルエンザワクチンの抗体は接種後1~2週間で上昇し始め、1ヶ月後にピークに達し、3~4ヶ月後には徐々に減少していきます。したがって、12月までに接種が終了することが望ましいです。
当院では、翌年2月末頃まで接種を受付ける予定ですので、受験生なので心配・・・、1月、2月になってからまたインフルエンザが流行しだした・・・という時に遅れてうつことも可能なので、受付までご相談ください。
赤ちゃんも接種できますか?
はい、生後6ヶ月から任意接種できます。
ただし、一般的に1歳未満の赤ちゃんがワクチンをうっても、抗体を作る能力がまだ低いため、ワクチンの効果はあまり高くないと言われています。
赤ちゃんへの接種を行う前に、まずは父親・母親をはじめとする周囲の大人がワクチンを接種することで、赤ちゃんへの感染のリスクを軽減させることのほうが大切です。
接種回数は2回必要ですか?
13歳未満のお子さんは抗体の上昇をより確実なものとするため、原則2回接種となります。
13歳以上のお子さんや大人は1回接種でも抗体上昇がみられるため、1回接種となっています(1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行ってかまいません)。
ただし、13歳未満でも体格のいいお子さんで保護者 の方が1回接種を希望される場合は、1回接種も可能ですので院長にご相談ください。
また、13歳以上でも受験を控えているなどで2回接種を希望される場合もご相談ください。
ワクチンの接種量はどれぐらいですか?
インフルエンザワクチンの1回の接種量は、3歳未満が0.25mL、3歳以上が0.5mLとなっています。接種量と接種回数を整理すると次のようになります。

接種間隔はどれぐらいあけるべきですか?
大人が一回しか打たないのに、こどもが2回接種する理由はからだのなかでインフルエンザの抗体の上昇を確実にするためです。インフルエンザワクチンの接種間隔は2~4週間となっています。特に、抗体獲得が未熟な3歳未満のお子さんについては、4週間までに2回目を接種することが望ましいです。体調不良やその他のやむを得ない事情により4週間で接種できない場合でも、なるべく3~5週間の間で受けるようにしましょう。




