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透明水彩ステイン

どこにあるかな?探してみてね

院長ブログの更新が2年は止まっていますよと、親しい友人に言われ、久しぶりにブログを更新することにしました。考えてみればただこうして、パソコンの前に向かってブログを書くこと自体が、なぜそんなに困難になっていたのだろうと思いますが、やはり、コロナが始まって以来、心の余裕が全くなかったことのあらわれだろうと思います。今も日々忙しいですが、やはりコロナの第7波によって、失った心の余裕を取り戻すには、だいぶ時間がかかりました。そんな時ふと、庭師さんに『やっと気づいてもらえた・・・・』と言われた小人の家のことを思い出しました。作ってもらったのは、2年も前のことです。足元だったので全然気が付かず、庭師さんに言われるまで気がつきませんでした。庭の中に石で作られたその家は、通りかかるたびに何かをここに足してくれと訴えかけているような気がして・・・でも何が足りないのかわからず、心のどこかに引っかかったままでした。この夏に、このホームページを作ってくださっている友人のマヤさんが医院に来てくださり、ここに何を足すべきか相談したところ、『絶対にハシゴですね。』と断言してくださいました。

 確かに、何か具体的なものを置くよりも、想像力が何倍もかき立てられるアイテムです。そこで、ハシゴを割り箸と外用粘土で娘と一緒に試行錯誤しながら製作しました。小人の家にかかったハシゴはそれはそれはその場所にピッタリで、製作した娘も、満足のいく出来だったようです。

 いつもマヤさんの発想力や想像力には本当に助けられ、学ばせてもらっています。

 2年近く小人はいなかったのに今はここに住んでいるかのような、こどもたちがたくさん来てくれる場所だからこその小さいけれども楽しい空間になりました。

 当の製作してくださった庭師さんも、本当に喜んでくれました。喜んだついでに、桜の木の切り株の上に、とても素敵な小人の家を製作してくださいました。それが本当に素敵で、、、ちゃんとクリスマス仕様で、松ぼっくりがツリーがわりに飾られています。

毎日、たくさんの病気の子供達や大人達が訪れる場所だからこそ、こんな心が温かくなる庭になったことを今はとても嬉しく感じます。

コロナ禍が人間にもたらしたたくさんの傷跡は、癒えるのに長い時間を要するものもあるでしょう。

けれどこうして、ささやかな喜びがたくさん積み重なり、さざなみとなって傷跡を優しく撫でてくれることを願うばかりです。

 医院に来たら、この二つがどこにあるのか、、、、ぜひ探してみてね。





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