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新しく東洋医学についてのホームページを作りました
当院では、症状だけを個別に追うのではなく、からだ全体のバランスや経過の流れを大切にしながら診療を行っています。 ひとつの訴えの背景に、体調全体の揺らぎや回復のしかたが表れていることがあります。 東洋医学は、そのような身体全体のあり方を見つめ、どこに偏りがあり、どこで調和が乱れているのかを考えるための、一つの視点です。 そして漢方薬は、長い歴史の中で受け継がれながら、身体のバランスを整えるための手段として用いられてきました。 たとえば五苓散は、千年以上人間に内服されている処方ですが、今でも浮腫や嘔吐に非常に有効です。水分の偏りのバランスを整える薬です。例えば嘔吐では、胃に溜まりすぎた水分を腎臓からどんどん出す方向に働くことで鎮吐剤でも止まらない嘔吐がピタッと止まることがあります。長い歴史を経た漢方薬が今なお臨床の中で生きているのは、身体を全体としてとらえ、整えるという考え方が、現在にも通じるからではないかと感じています。 このように症状を単独でみるのではなく、その背後にある身体全体の不均衡をとらえるところに、東洋医学の特徴があります。...
4月5日


女貞子(ニョテイシ)
女貞子は、ニョテイシ、と読みます。 私の大好きな、愛すべき生薬の一つです。 更年期障害に悩む女性たちの、一つの解決策を提示してくれる生薬の一つだと思っています。 この生薬はネズミモチという植物の実で、こんなに薬効があるのに、庭の植物としては、あまり人気もなく、垣根にしても特...
2020年11月18日


黄耆建中湯(オウギゲンチュウトウ)
ある日、診察室に血色のよいふっくらとした女の子がにこにこして入ってきました。知らない子かな、と思ったら、ひと月ぶりにアトピー性皮膚炎でずっと見ていた5歳の女の子でした。 半年前に初めて診察したときには、痩せて肌が真っ赤で、普通の肌がほとんどなく、また、診察室では緊張している...
2020年1月15日


当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
先日、診察室に入ってきた患者さんがとても嬉しそうでしたので、「何かいいことがあったのですか?」と思わず聞いてしまいました。すると、「10年ぶりに妊娠しました!」とのことでした。 妊娠って本当に嬉しいものです。特に、もう自分には無理だとあきらめていた場合には本当に天から授かっ...
2019年11月12日
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